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アルビレックス新潟のマッチレビューとかやってます。

僕らは65分の夢を見た:J1第26節 アルビレックス新潟vs鹿島アントラーズ

5月から勝利の無い俺たちの新潟。今日の相手は王者にして首位独走中の鹿島である。ジャイアントキリングとかしてくれたら新潟も盛り上がるし優勝争いも解らなくなってくるからここは1つ勝利で番狂わせしたいところ。そして今日はレオがビッグスワンに帰還する日でもある。お帰りレオ・シルバ!いつでも新潟に帰ってきていいからね!

スタメン。

GK大谷、CB大武とカンペー、右SB慶、左SBゴメス、ボランチは磯村とマサル、右SHホニで左SHにギュン、トップ下は小川のFWタンキのワントップといういつもの4-2-3-1。貴章がいない右サイドにも慣れてきちゃったね。そして小川のポテンシャルに期待。

鹿島はGK曽ヶ端、DF伊東、植田、昌子、西、MF三竿、レオ・シルバレアンドロ、土居、FW金崎、金森。伝統の4-4-2。

鹿島ボールでキックオフ。

鹿島はサイドに追い込んでコンパクトなトライアングルを組むというディフェンスを敷いてくる。対する新潟は序盤から積極的なハイプレス。ハイプレスはやっぱり観ていて気持ちがいいね。

3分、新潟のハイプレスをかわして左サイドから鹿島の攻撃が襲い掛かるも新潟守備陣が集中力を見せてきっちり防ぐ。

4分、慶とマサルの積極的なプレスからボールを奪ってチャンスメイクするも実らず。やっぱりハイプレスはいいね!

5分、全員守備の新潟。ギュンが落ちてボールを奪うと迷わず前線に張っていた小川へ長いボールを出す。小川が落ち着いてグラウンダーのクロスを送るとタンキが押し込んであっという間に先制!うひょー!正直信じられない展開だったけど完全に崩して押し込んだゴールである。素晴らしい!タンキは良くゴール前に走っていた。今までだったら誰も走っていなくてチャンス潰していたのに今日はなんか違う。これ、ギュンが落ちてボールを受けたシーンにも言えるんだけど、ボールを奪ってから攻撃に転じるという一連の流れがキチンとできていた。シーズン当初からこういうの観たかったなぁ。

先制点を取っても継続してハイプレスの新潟。最後まで体力持つかなー?

7分、またしてもサイドから崩して小川がスルーしてタンキの前にボールが転がり込んでくるもフィニッシュできず。これはタンキのミスというより昌子のディフェンスが素晴らしかった。日本代表は違う。

9分、サイドでボールを奪って1人でダッシュするホニ。超速いんだけどあっけなくボールを失って終了。もうひと工夫ほしい。

11分、フリーキックからタンキがヘッドで落としたボールを小川がゴール前で拾うがまたしても昌子のナイスディフェンスの前にシュートを撃てず。代表感抜群。

なんだか鹿島陣内でずっとプレイしている新潟。なんか見慣れない光景に戸惑う俺。

13分、鹿島のクロスからゴール前の金森にボールが収まって強烈ボレーが炸裂するも大谷がビッグセーブでゴールを割らせない。大谷様!

今日はなんだかタンキの空中戦が妙に強いんだけど秘密の特訓でもしたんだろうか。

16分、土居から金崎とボールが渡り走り込んできた土居がシュートを撃つも大武がナイスブロック。

なんだか中盤で縦パス通され始めている新潟。鹿島の時間が続いている。

20分、肘が入ったという判定でタンキにイエローカード。次節出場停止に。

ボールを繋げている新潟。今日は俺たちの知っている新潟じゃない。マサルが上がると小川が下がるという連動性も抜群。もしかしたら小川が下がるとマサルが上がるというシステムなのかもしれないが。

22分、レオの展開から土居が突破を狙うが大武がシュートコースを消してナイスブロック。このシーン、土居が俺イズム出さないで左に走っていた金崎に渡されていたらちょっと危なかったね。

24分、今日は最強クラスといっていいタンキの空中戦からボールを落とすと小川が拾って大爆走。タンキも一緒に大爆走するが植田が小川にうまく体を寄せてクロスを上げさせない。植田も代表感抜群。

28分、タンキの空中戦がやっぱり超強い。

30分、タンキが中盤でボールを受けて突撃するも残念そこはレオ・シルバだ。レオ真骨頂のタックルでボールを奪われる。でもタンキは2人に囲まれていたけど良く抜け出した。

34分、鹿島のクロスを弾いたボールをホニが拾って走ってクロスを上げるも小川に合わず。惜しい!その後カウンターを喰らってピンチを招くも新潟ディフェンス陣が体を張って決死のブロック。

37分、またしてもレオの必殺タックルからレアンドロにシュートを撃たれるも枠の外。やっぱりレオは凄いなぁ。

39分、鹿島の速攻が襲い掛かり、金森から金崎へクロスを通されそうになるがカンペーがナイスブロック。

40分、三竿とのエアバトルで大武が流血。一時退場となり大武のポジションには磯村が応急処置で入る。

42分、金森の飛び出しにヒヤリとしたがここも新潟ディフェンス陣が決死のブロック。何度もチャンス作っていて主力かと思える金森だけど、実際にはペドロが欠場しているからバックアップで出ているだけなんだよな。選手層厚すぎるだろ。

45分、左サイドでシステマチックに守る鹿島の守備を完璧に崩して磯村がグラウンダーのクロスを上げると合わせたのはホニ。バランスを崩しながらもボールはゴールネットに吸い込まれていく。ヒャッハー!まさかの追加点!ホニのバク転で盛り上げる。これ、本当に鹿島の強固な守備を完全に崩した連動性のある攻撃で奪ったゴール。どうしてこんなチームが圧倒的最下位なのか不思議なくらいだ。これ、勝っちゃうんじゃね?

アディショナルタイムは2分。

45+2分、磯村にイエローカード。厳しい判定だけどファールそのものじゃなくてそのあとの異議でイエローだったのかな?そこまでハードなチャージには見えなかったんだけど。

そんなところで前半終了。なんかどう振舞ったら良いのかわからない新潟サポーター。

後半、新潟ボールでキックオフ。

後半開始直後からアクセル全開の新潟はやる気満々。守備ブロックもいいね。

48分、右サイドを崩されるもカンペーがナイスブロック。

49分、しつこいくらいにクロス爆弾を投下する鹿島。トドメと言わんばかりにレオのコーナーキックから最後はレアンドロがヘッドで押し込んで1点返される。ドンマイ、まだ1点リードしているさ。

50分、タンキがレオのタックルを受けて手首を負傷。超痛そう。このプレイに磯村がヒートアップしてレアンドロとガチマッチが始まりそうな雰囲気に。磯村はイエロー1枚貰っているから気を付けて。

54分、ホニがインターセプトして攻めあがるも残念またしてもそこはレオ・シルバだ。レオのタックルにまたしても潰される。このプレイでホニのユニフォームがビリビリに破ける。でもノーファール判定のレオ。神業。

61分、ギュンのインターセプトからギュンとタンキで2対1の状況を作り出すがタンキが決定機を決められない。惜しい!

61分、鹿島選手交代。金森OUTで安部IN。安部は輝綺と同じく高卒ルーキーなんだけどスーパーサブ感が半端ないんだよな。必ず仕事をして帰るという必殺仕事人。これは将来代表に入ってくる逸材だと思うから皆さん要チェックですよ。というか鹿島はこの逸材をよく見つけてきたな。

62分、鹿島のコーナーキックでピンチな新潟。こぼれ球を安部に撃たれるも大谷が正面でがっちりキャッチ。

64分、ホニがインターセプトしてクロスを上げるも誰にも合わず。ホニはここ最近インターセプトが光っているね。

65分、新潟選手交代。タンキOUTで富山IN。今日のタンキは良い働きを見せてくれた。お疲れ様。

66分、またしてもホニがインターセプトして超スプリントするもクロスが... ホニは本当にディティールを詰めていけばスーパーになれるはずなんだけどなぁ。伸びしろ日本一だと思うぞ。

67分、ゴール前で崩されて慌てたところを西が落ち着いてレアンドロにラストパスを供給してサクッと蹴ったボールが新潟ゴールを揺らす。同点に追いつかれてしまいました。このゴール前の落ち着き、王者のサッカーといった感じだったね。それにしてもレアンドロのキック精度が半端ない。

まだまだ同点だ!あきらめずに行こうぜ俺たちの新潟。と言いたいところだが同点に追いつかれて以降何もさせてもらえない俺たちの新潟。富山と小川が完全に空気。

75分、新潟選手交代。マサルOUTで輝綺IN。

76分、鹿島は安部のオフザボールの動きが素晴らしい。ペナルティーエリア内で受けるポジションの取り方が秀逸。これは間違いなく良い選手だぞ。

78分、ギュンが落ちてボールを受けて前に張っているホニへ。ホニはミドルを選択するも枠の外。前節まではギュンが落ちて受けても誰も前にいなかったけど今日はちゃんと2枚張っている形に。ちゃんと修正できてるね。

81分、ゴール前を崩されて走り込むレアンドロに慶が追いつけず失点で逆転を許す。レアンドロハットトリック達成。あー....

83分、新潟選手交代。ホニOUTで優汰IN。

既に新潟サポ沈黙状態に。一方鹿島サポのチャントが大きく響く。

85分、ゴール前でフリーキックをゲット。小川が蹴ったボールをカンペーが折り返すが功を奏さず。

86分、鹿島選手交代。レアンドロOUTで山本IN。

88分、富山が不用意なタックルで西を倒してしまいPKを与える。これを金崎がきっちり決めて2-4。もう駄目。2万本の心が折れる音が聴こえる。

90分、鹿島選手交代。土居OUTで永木IN。

アディショナルタイムは6分。新潟がんばれと言われているようなアディショナルタイム

優汰は攻撃のカードのはずなのになぜか守備に追われたりフリーで逆サイド張っているのにサイドチェンジしてもらえなかったり。

そんな状況で試合終了。

新潟サポーターは夢の中にいたんじゃないかと思うような試合だった。鹿島視点で観れば極上のエンターテイメントだっただろうね。新潟は良く走っていたし、鹿島は終始落ち着いたサッカーをしていたし、両者「らしさ」を出していてエンターテイメントとしては素晴らしい試合だった。

新潟にとっての極上のエンターテイメントが早く観たいです。