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アルビレックス新潟のマッチレビューとかやってます。

遅すぎた夜明け、やっと朝が来た:J1第29節 アルビレックス新潟vsガンバ大阪

この試合に負けて広島甲府が引き分け以上だと降格が決定する俺たちの新潟。覚悟はしているけどやっぱり嫌だ!などと言っても始まらないので試合を落ち着いて観ることにする。前回ガンバとの対戦は劇的逆転負けだっただけにそういう展開にならないことを祈るばかり。ハリルホジッチも観ているよ!

そういやこの前から試合開始前のチャントがエルヴィスじゃなくなったっていうやつ、俺はエルヴィスを使い続けてほしいんだよね。アイシテルニイガタにぴったりな歌詞とグッドメロディを変える必要なんか全くない。

Take my hand
Take my whole life too
For I can't help
falling in love with you

僕の手を取って
僕の人生も全て
僕は君を愛さずにはいられないから

 うん、こんな新潟を象徴するような素晴らしいをチャントを変える必要なんて全くない。

さて、今日の見どころは代表ですっかりお茶の間デビューを果たした井手口を筆頭に、ホニと藤春のスピード対決になりそうなマッチアップ、ジュフンとファン・ウィジョの韓国代表マッチアップといったところ。泉澤がどれだけ伸びてるかのチェックもしたい。

メンバーを見ると河田が今節もスタメンで貴章と達也がベンチに入っている。達也のプレイ久しぶりに観たいな。フォーメーションは新潟が4-2-3-1でガンバは4-4-2。

新潟ボールでキックオフ。

開始直後からボールを握ってセカンドボールも上手く拾えている俺たちの新潟。押し込まれてもジュフンのロングフィードでリスクを減らす。

5分、ギュンから小川へのスルーパスが収まって決定機かと思ったがガンバディフェンダーに上手く体を当てられてゴールを脅かすことができない。惜しかった!

6分、ジュフンが対人守備で大ポカをしてしまい、そこから遠藤にシュートまで持ち込まれてしまう。危ない、ジュフンしっかり!

8分、ギュンがディフェンス2人をジャンプでかわして突破するという超アクロバティックなドリブルを魅せて、そこから小川がシュートするもゴールを奪えず。超惜しい!ギュン、お前は牛若丸か!

10分、ガンバの決定機を新潟ディフェンス陣がナイスブロック。でも崩されているのは少々不安が残る。泉澤が最後フィニッシュまで持って行ったね。

ガンバは前線から中盤で速いプレスを掛けてくる。これはなかなか厳しいプレスで新潟のボール回しも余裕がない感じ。井手口は良く走るなぁ。

15分、遠藤からワイドに展開してクロスを上げられるも、きっちりクリアする俺たちの新潟。いいよー、ディフェンス集中してるよー。

それにしても井手口の「俺、代表ですから」と言わんばかりのプレスがキツイ。新潟は今年もレオがいてくれたらなぁ。

17分、ジュフンのボール奪取からギュンが抜け出してこれぞカウンターアタックという形を作って最後は小川が飛び込むも東口がビッグセーブ。東口も新潟で活躍してステップアップしたんだよなぁ。みんな新潟から巣立って行く訳だけど、僕らは今年J1から巣立って行きそうです。

19分、ガンバのクリアミスをホニが拾って決定機を作るもやっぱりそこは東口のビッグセーブ。もう完全に僕らのことは忘れてガンバの恋人になったんだね。

22分、大谷のゴールキック、選手が集中している右サイドに蹴ると見せかけて左サイドに張っているギュン目掛けてピンポイントでボールを供給するがうまくいかず。これ、昔に鹿島がよくやっていたやつだね。その後ギュンにイエローカードで次節出場停止に。痛い。

25分、アタッキングサードでボールを保持する新潟。最後はホニへクロスを供給するが結果実らず。

やっぱりタンキじゃないとロングボールからの起点が作れない。起点がギュンだけじゃ攻撃がワンパターンになっちゃう。なんか上手く行っちゃってるけど対応されないことを祈るばかり。

27分、ホニが広大なスペースを前にボールを持って「俺の見せ場!」というシーンになったが何も起きず。俺のワクワクを返せ。

とりあえず色々ピンチは招くが守備が良く集中できている俺たちの新潟。この集中を90分切らせないようにしてくれよ。井手口はフィジカルが強いのか体の使い方が上手いのか球際が超強い。体そんなに大きくなさそうなんだけど体幹が強いのかね?

33分、ゴール前でボールを奪ってカウンター発動!が、河田が左サイドから上げたクロスをホニが当てきれずゴールを奪えない。結果は出なかったけど良い形だったぞ。

36分、小川がボールを奪って素早く前線のホニへ渡すも収めきれず。惜しい!

43分、ゴール前で河田が粘ってフリーキックをゲット。蹴るのは小川かマサルかという感じで小川が蹴ったけど東口に難なくキャッチされる。

アディショナルタイムは2分。特に何も起きないまま前半終了。

良く守備に集中できている俺たちの新潟。3本の決定機のうち1本は決めておきたかったところ。スタッツを確認するとガンバと五分ってる。なんか俺の知っている今年の新潟じゃないぞ。

ガンバボールで後半キックオフ。

49分、サイドから上手く崩して最後はホニがグラウンダーのクロスを入れるもブロックされる。

50分、ギュンからホニへ絶好のスルーパスが通り本日4回目のビッグチャンスだったが、ここは藤春の素晴らしい寄せにブロックされる。ホニvs藤春は見応えあるね。

53分、薄くなったディフェンスラインを突かれるもなんとか凌ぐ新潟。守備がんばって。

ガンバ選手交代。長澤OUTで中原IN。中原って俺知らないんだけど札幌アカデミー出身でゴメスと仲良しらしい。ルヴァンカップで活躍したとか。

60分、後半ずっと消えていた河田が突然顔を出してスルスルと持ち上るも何も起きず。その後、ゴメスが左サイド深い位置でボールを奪ってクロスを上げるも磯村は決めることができず。これ、しっかり決めよう!

河田は最前線に置くよりシャドーストライカーにして佐藤寿人みたいなスタイルにするとハマるんじゃないかと思う。

63分、ガンバ選手交代。井出OUTで米倉IN。

67分、サイドを崩してホニがクロスを上げると井手口の足に当たって軌道が変わったところを小川が押し込んでゲットゴール!ラッキーゴールじゃなくてきちんと崩してもぎ取った1点というのがまた嬉しい。傭兵小川は自身今季初ゴールということで本人も嬉しいに違いない。

点を取られた事で圧力を高めてくるガンバだが新潟は相変わらず守備に集中できているのできっちり対応する。

71分、オ・ジェソクがハムストリングを傷めてしまい最後のカードを切らざるを得なくなったガンバ。一方新潟はカンペーの足が痙攣している模様。

73分、双方選手交代。オ・ジェソクOUTで赤崎IN、カンペーOUTで和成IN。和成は超気合入ってる。ガンバは赤崎の投入で攻撃に厚みを出してくることだろう。

77分、ペナルティーエリア内、ドフリーでファン・ウィジョにボールが収まってしまってもう駄目だと思ったらジュフンを中心に驚異の粘りでゴールを割らせない。まるで越後の餅のようだ!このシーンはこの試合のハイライトだったね。その後ホニがナイスミドルを放つが東口ががっちりキャッチ。

80分、新潟選手交代。小川OUTで達也IN。小川は大きな仕事をやってくれた。ありがとう!そして久しぶりの背番号14が眩しい。フォーメーションは4-4-2にするのかな?達也フリーダムというのでも良いかと思うけど。

86分、カウンターを受けて大ピンチとなるも大谷がビッグセーブでゴールを死守する。良く飛び出した。

89分、左サイドを藤春にブチ抜かれるかと思ったら和成がナイスブロックで対応する。越後の壁!

アディショナルタイムは5分。凌いでくれ俺たちの新潟。呂比須監督はいらんことすんなよ。

アディショナルタイムに入っても守備に集中している新潟、と思ったらジュフンのミスからあわや失点という状況に。気を付けて!

90+3分、ホニと藤春のマッチアップ、お互いお前にだけは負けないからな感が凄い。

試合終盤でも引くことなくガンバに殴りかかる俺たちの新潟。こういう新潟をもっと観たい。

90+5分、慶がピッチ角でボールをキープしたところで試合終了のホイッスル。勝利!

いやー、長かった。5月から勝っていなかったとか本当に長かった。ガンバには8年勝ったことが無かったとか。

今日はジュフンを中心とした守備も良かったし、ギュンを起点にしたカウンターという狙いも良くハマっていた。堅守速攻という新潟の伝統でもあるこのサッカーがシーズン当初から何故できなかったのかと問い詰めたい。

それにしてもジュフンはシーズン開幕当初の不安定だった守備がなんだったのかと思うくらい良かったね。やっぱり代表に入ると成長するものなんだろうか。成長したから代表に選ばれたのか。左利きの大型センターバックというのは希少種なのでこれからもっと飛躍してほしい。飛躍ついでに君も新潟から巣立っていくんだろうけどね。

とりあえず今節での降格を免れて安心すると共に勝利が嬉しい週末でした。