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アルビレックス新潟のマッチレビューとかやってます。

愛媛はグラウンダークロスを諦めない:2018 J2 第5節 アルビレックス新潟 vs 愛媛FC

前節は作戦が大ハマリして完勝した新潟。今節はアンダー代表で坂井が不在なので代わりに輝騎が入って小川の代わりに高木という布陣。愛媛には前野と河原がいるのか。河原と言えば2007年の浦和戦、アトムと決めた試合は新潟の伝説になれるレベル。あの試合の結果は引き分けだったけど多くの人が実質勝利だと思っているんじゃないかな?

フォーメーション、新潟はいつもの4-4-2で愛媛は3-4-2-1。

当然のように愛媛は守備ではきっちり5バックを敷いてくるわけだけど、新潟はお構いなしに遠目からシュートを放ってプレッシャーを掛ける。愛媛はボールを前に蹴りだすしかない状態になる。今日の新潟は前節のハイプレスではなくボール回しという戦い方で遠目からシュートを狙っている模様。相手に応じて戦い方を変えることができるとか昨シーズンでは考えられない。

前野はキャプテンマークを巻いているだけあって躍動感が凄いし存在感も凄い。良いチームに巡り合えて良かったね。

愛媛の攻撃は横に大きく振って折り返しクロスというのが基本になっているんだけど、愛媛のクロスは1トップ2シャドーを活かすために徹底したグラウンダークロスになっている。愛媛のグラウンダークロスをどう防ぎ、愛媛の5バックをどう攻略するのかというの部分に注目。

とりあえず新潟は高い位置のパスワークで愛媛のサイドバックを剥がして5バックを攻略しかけるもフィニッシュまで持っていけない。ここで一気に刺したいところなんだけどなかなかうまくいかない。そんなこんなでパス回ししているとパス回しのミスからカウンターを受けるという姿が散見されるようになる。愛媛は奪ったらラインの裏を狙う形のカウンターを仕掛けてくるんだけど、グラウンダークロス同様にここらへんもチームで徹底されているんだろうね。前半終盤には徐々に愛媛にペースを握られて何度もフィニッシュまで持ち込まれてしまう新潟。本当にミスからカウンターという形が多すぎる。とりあえず前野とマサルのマッチアップは見応えあり。

後半に入っても新潟はパスワークで愛媛のサイドバックを剥がしてクロスを上げるところまでは行くがフィニッシュには至らない。あと一歩が足りないので要練習。

67分には貴章に代えてターレスが投入される。貴章とターレスは同じタスクを担うのかと思いきやターレスはボールに触りたくて落ちてきてしまうので貴章と同じ仕事をすることはできなそう。貴章とターレスで違う仕事をさせるのならそれで構わないんだけど、ターゲットにしたいのならターレスには教育が必要かもしれない。ターレス、試合の度に動きが良くなってきているのは間違いないんだけどね。

その後、愛媛に完全に崩されて神谷にビッグチャンスを与えてしまうもミスに救われる新潟。神谷はどこにでも顔を出して良く動くな。これは非常に良いプレイヤーなので東京オリンピックや将来の代表で見てみたい。

どうにも愛媛の守備を崩せない、というか攻守共に噛み合わない新潟は愛媛の徹底したグラウンダークロスに何度も大ピンチを招いてしまうが大谷がスーパーセーブを連発してなんとか凌ぐ。いやマジでビッグセーブ連発だったんだけど86分にコーナーキックから失点して愛媛が自分たちのスタイルで新潟の壁を貫いたという結果に。

91分には神谷に代わって河原がビッグスワンのピッチに登場。ちょっと前まで20才くらいだと思ってたんだけど、河原はもう31才なのか。

アディショナルタイムにも愛媛はスタイルを貫いて徹底したサイドからのグラウンダークロスで追加点を狙う。新潟は特攻で全員上がっちゃうからサイドがスカスカでチームもバラバラといった感じの醜態をさらして試合終了。決定機も試合を通じて愛媛のほうが多かったのは間違いない。愛媛は自分たちのスタイルを貫いての勝利ということで選手も手応えを感じただろうしサポーターも大満足だったろうね。

そんなに甘くないJ2という現実を見せつけられた結果だった訳だけど、新潟はベストメンバーじゃないと試合がうまく運べないという課題も浮き彫りになった試合だった。個人的には貴章とターレスの使い分けを今後どうするのかというのが気になるんだけど、パス回しはもっと精度を上げないと使い物にならないと思う。

マサくんの修正能力に期待しています。